教員の退職金はいつ振り込まれる?退職金の計算方法も紹介

今回は、2022年度末で小学校教員を退職した僕が、小学校教員の退職金事情についてお伝えします!

学校を退職する際に気になるのは退職金ですよね?

だけど、大学でも習わないし、人と話す内容でもないので、退職金のことに詳しい人は少ないですよね。

  • どれくらい貰えるの?
  • いつ振り込まれるの?
  • 初任者でも貰える?
  • 定年まで務めると2000万円とかって聞くけど、若手はどうなの?

といった疑問を抱えられているのではないでしょうか。

そこで、この記事では25歳(勤続3年)で公立小学校を退職した僕が、実際の体験を交えてお伝えしていきます!

この記事を読むと分かること

  • 3年間務めた僕の退職金額
  • 退職金の振り込まれるタイミング
  • 退職金の計算方法

かんたんな自己紹介です↓

  • 25歳で小学校教員から転職
  • 1年目にほぼ学級崩壊を経験⇨なんとか生き延びました
  • 今はWebマーケティング企業にて勤務
  • 転職を機に岡山✈︎東京へ
  • 副業ブログで月に20万円ほど稼げるようになりました
  • 転職活動を始めたのは3年目の10月
  • 退職金は全て引っ越し代に消えました...泣

3年間公立小学校で勤務した僕の退職金

小学校教員 退職金 画像 若手

金額は画像の通りです。

退職手当額:386,106円

差引支給額:355,906円

3年間勤めて手元に入ってきたのは約35万円でした!(想定よりも多かったので嬉しかったです!引っ越し費用ですぐに全部消えましたが...)

サイトによっては20代だと17万円ほどという計算式も載っていたりしましたが、3年勤めるとこれくらい支給されるのが正しいようです。

教員の退職金が振り込まれる時期はいつ?

振り込み日は右下に書いてある通り4月28日でした。

退職してからおよそ1ヶ月で振り込まれました。

定年退職された方なども、大体は退職後1ヶ月ほどで支給されるようです。

年度途中で退職した場合は、退職した日から数えて1ヶ月以内に振り込まれるようです。

4月中に振り込まれていない人がいれば、勤務校に問い合わせるのが良さそうですね。

※転職活動を始めるなら、まずはエージェントに複数登録して面談までしてもらいましょう!

【教員の退職金】計算方法は?

【教員の退職金】計算方法は?

退職金の計算には主に4つの項目が関わってきます。

・退職時の基本給
・退職理由
・勤続年数
・休職などの期間

また、各自治体によって計算の方法は若干異なりますので、同じ経験年数・年齢・退職理由でも金額が変わってくる可能性はあります。

大まかな計算方法は

退職時基本給×支給率=退職金

細かい部分を考えるともう少し難解ですが、大体のイメージはこのような感じです。

この退職金計算はややこしくて難しいので、便利で良いなと思ったサイトをご紹介しておきます。

    ↓↓↓
地方公務員の退職金計算

このサイトで、退職理由基本給勤続年数だけ入力すれば一発で退職金の計算ができました。

僕の場合は

・退職理由(自己都合)
・基本給(256,277)
・勤続年数(3年)
を入力すると、僕がもらった退職金の386,106円ちょうどが計算の答えとして出ました。

ちなみに若いうちの退職は基本的には「自己都合退職」になるようです。

職場でパワハラがあったり、激しい叱責などで辞めざるを得なくなった場合には変わる可能性もあるので、その辺りは確認してみてください。

注意点(初任者でも貰えるの?)

教員の退職金 注意点

退職金というのは全ての職員がもらえるわけではありません。

特に初任者の方は気をつけなければなりませんが、

勤続年数が6ヶ月未満の方は支給されません

1年目の1学期で辞めると貰えない
ということになります

また、退職の手続きで分からないことがあれば、校長や事務の先生に積極的に質問しておきましょう。

辞めてしまった後で文句を言っても泣き寝入り...ということにもなりかねません。

不明点なく、気持ちよく退職できるように進めましょう。

そして、もう一つ注意点があります...

自治体によって異なる可能性はありますが、住民税の請求がくる可能性が高いです。

僕の場合は20万円ほどの請求が来て、泣きそうになりました。

分割での支払いも対応していますが、20万円はかなりの金額でした。

退職後には何かと支払いや請求があったりするので、お金はあまり使わないのがおすすめです。

また、教員を辞めた方はかなり収入が下がるので副業をマストで始めるべきです。

僕自身、ブログやWebライターで月に数万円稼げているので興味ある人は始めちゃいましょう!

思った以上に民間の給料は低いので、生活がしんどいですよ。

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まとめ:教員の退職金は計算できる

今回の記事では小学校教員の退職金についてお伝えしました。

  • 3年で辞めると手元に入る退職金は35万円ほど
  • 支給される時期は退職後1ヶ月が目安
  • 勤続6ヶ月未満の場合、退職金は支給されない

退職したあとの生活を考えると退職金は非常にありがたいお金です。
基本的な手続きは事務の先生と進めていくので、分からないことがあればしっかり質問して、解決しながら進めていくのが良いですね。



追伸

僕は辞めた後の4月に最後の給料がもらえると思っていましたが、最後の給料は3月でした。泣
辞める場合は、いつが最後の給料支給日になるのかも併せて確認しておきましょう!

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  • この記事を書いた人

かつて若手教員だった俺

かつて若手教員だった僕です。 3年間の小学校教員生活を終えて、現在は民間企業で働いています。 社会人5年目の26歳 転職を機に岡山⇨東京へ。 本ブログでは教員の転職や副業、学校で役立つことについて綴ります。 副業でWebライターもやってます。