この記事を読むと分かること
- 教員がうつ病になったら転職した方がいい理由
- うつ病になった教員が転職活動する流れ
- 教員を辞めても問題ない理由
「教員がキツすぎていつの間にかうつ病に...」
「私の社会人生活こんなはずじゃなかったのに...」
「これからの人生・キャリアはどうしたらいいの...」
こんな悩みを抱えていませんか?
そこでこの記事では、うつ病になった教員が転職活動をする流れを4STEPで解説します。
この記事のスタンス
「うつ病を完全に治してお医者さんのお墨付きをもらってから動き始めるのがベスト!」だけど、さまざまな理由から早めに職を見つけたい人もいますよね。なので、本記事のスタンスとしては「うつ病治療に取り組みながら転職活動も進めよう」です。
うつ病になった教員でも転職はできる!
教員としての道を歩んできた人がうつ病に見舞われることは決して珍しいことではありません。
しかし、うつ病であっても転職は可能です。
もちろん、転職活動は簡単ではありませんが、この日本において「他の仕事に何も就けない...」なんてことはありません。
時間はかかるかもしれませんが、教員よりも精神的にも身体的にもラクで、給料もそこそこもらえる仕事は山ほどあります。
教員がうつ病になったら転職した方が良い理由
教員がうつ病になったら転職した方がいいです。
どうしても教員にこだわりがある人は別ですが、命をかけてまでやるほどではないかな...って人は素直に別の道を模索しましょう。
うつ病になったら転職した方がいい理由
- 教員には向き不向きがあるから
- 1度病んだら心が弱りやすいから
- ストレスの少ない仕事に就けば活力が湧きやすいから
教員には向き不向きがあるから
教員には向き不向きがあります。
一部の人にとっては「教師」「先生」という仕事が天職に感じられ、生徒指導や教材作成に喜びや充実感を感じることでしょう。
しかし、全ての人にとってその環境がマッチするわけではありません。
もし教員業務が合わないと感じるのであれば、転職によってより適切な職場を見つた方が長い人生で考えると賢い選択といえます。
#教師のバトン
— シャル (@chiichan127) June 11, 2022
うつ病で病休。若い教員も多い。復帰訓練しているが、ちょっとした事やメンタルで失敗が多い。一応訓練に成功してもその後普通に教科指導や周りの職員と協力してやれるかといえば無理があるようだ。若いなら転職もおすすめ。身体が大事
1度病んだら心が弱りやすいから
うつ病による精神的な負担は、1度経験するとその後の心の強さに影響を与えることがあります。
教員の仕事は、人間として未熟な子どもたちを集団で相手にするため、かなり感情を動かされますよね。
心が弱っている状態では学校の教育活動についていけず、さらに疲弊してしまう可能性が高いです。
教員の代わりはいくらでもいますが、あなたは唯一の存在。心の安定を取り戻すためにも、転職をして環境を変えることをおすすめします。
ストレスの少ない仕事に就けば活力が湧きやすいから
ストレスの少ない仕事に就けば活力が湧きやすいです。
教員職は多岐にわたる責任とプレッシャーを伴うためかなりしんどい仕事ですが、世の中には低ストレスな仕事もかなりあります。
ぶっちゃけ、教員よりも心身への負担が激しい仕事はないのでは?と思うくらいには。
勤務時間もきちんと決まっていて、定時で帰れるだけでも1日の疲労感が3倍以上軽減されますよ。
教員時代の土日はずっと死んだように寝ていましたが、民間に移ってからは休日も活力ある生活ができるようになりました。
うつ病になった教員が転職活動をする流れ
うつ病に苦しむ教員のが転職活動を始める際は、スモールステップで新しい道を歩むことが重要です。
以下に、その流れを詳しく解説します。
まずはしっかり休む
うつ病になった場合、心身の回復を優先しましょう。
「いつまでも休んでられない!」という人もいると思いますが、身体が休めのサインを出している時はゆっくり休むべきです。
心の疲れを癒し、ストレスから解放される時間を持つことで、少しずつ良い方向に進むのを待ちましょう。
医師やカウンセラーとのコミュニケーションを大切にし、必要な治療やケアを受けることも忘れずに。
休みつつ自分に合った仕事を探す
回復期間中、自分の強みや興味を見つめ直し、将来のキャリアについて考えましょう。
世の中には教員以外にもさまざまな仕事があり、どんな場所でも活躍できる可能性はあります。
自身のスキルや価値観に合った仕事を探すことで、教員時代よりもストレスなく働くことができるでしょう。
まずは自己分析をじっくり行い、自分の適職をイメージすることから始めるのがおすすめです。
時間があれば市場価値の高いスキルを身につける
市場価値の高いスキルを身につければ、教員時代よりも少ない時間でより多くの成果(給料)を得られるようになります。
教員は特殊なスキルが必要ですが、そのスキルに見合った報酬は貰えていません。
現代では、プログラミングやマーケティングができる個人がどんどん給料や市場価値を上げているので、転職するなら時代の流れに乗るのがおすすめです。
無料で体験できるオンラインコースやセミナーを活用して、1人でも稼いでいけるようなスキルを身につけることを検討しましょう。
ゆとりのある働き方ができる企業に転職する
ゆとりのある企業に転職すると、生活が180°変わります。
教員は家に帰るとぐったりして何もできない...って人が多いですが...
ホワイト企業で働くと、1日8時間労働で休憩もしっかり取れるので、家に帰っても疲れが残りません!
柔軟な勤務時間やリモートワークができるような企業を選ぶことで、自身のペースで仕事と健康の両立が可能です。
面接時には、職場環境について十分な情報を収集し、あなたにとって最適な場所を見つけましょう。
教員を辞めても問題ない理由
最後に、教員を辞めても問題ない理由を3つ解説します。
教員を辞めても問題ない理由
- 労働の割に報酬が見合っていない
- 教員不足なのでいつでも戻れる
- あくまでも数ある職業の1つに過ぎない
労働の割に報酬が見合っていない
教員職は責任が大きく長時間の労働が必要ですが、その対価が見合っているとは言えません。
特に若手のうちは、月の手取りが20万円前後で生活がカツカツな人も多いのではないでしょうか。
土日の授業準備や部活動などもボランティアみたいなものですよね...
「民間に行けば給料が上がる!」というわけではありませんが、副業なども駆使してトータルの収入を上げていくことは十分可能です。
教員不足なのでいつでも戻れる
教育界は常に教員不足に悩んでおり、一度離れても現場に戻れる可能性が高いです。
「民間企業に転職してみたけど、やっぱり教員をがんばってみたいな...」と現場に戻る人も一定数います。
【賢い考え方】
— かつて@教員からの転職 (@normal_peopleee) July 24, 2023
昔:教員辞める⇨戻れない
今:教員辞める⇨いつでも戻れる
この利点を活かして
まずは民間へチャレンジしてみる。
もし、戻りたくなったら
教員に戻る
(正規でも非正規でも)
一回免許とっておけば
どの自治体でもほぼ受け入れがあるので
戻りたくなったら戻れば良いのです。
あくまでも数ある職業の1つに過ぎない
教員はあくまでも、数ある職業の1つに過ぎません。
大学4年間かけて勉強し、現場でも厳しい環境でがんばるうちに「教員が自分の天職だ。ここで頑張るのが自分の使命!」と意気込む人もいますが、力を抜いて周りに目を向けてみてください。
教員を続けることが人生のすべてではなく、他の道も探求することで、自身の可能性を広げることができますよ。
まとめ:うつ病になっても転職活動はできる!無理せず少しずつ進めよう
新たなスタートは決して遅すぎることはありません。
教員は心身ともにかなりハードな仕事なので、誰でもメンタルが病んでしまう可能性を秘めています。
1度沈んだ心を上げていくのは大変ですが、少しずつ新たなキャリアを描いていきましょう。
僕も「ストレスなく・通勤もなく・無賃残業もなく・収入は青天井」を目指して民間で頑張っています。
あなたの新たな一歩を応援しています。