教員から転職を考えられているみなさんこんにちは。
転職したいけど、どの業界がいいかな?
IT系とか憧れるけど、実際どうなんだろう?
そんなお悩みに応える記事を書きました。
この記事を読むと分かること
- IT業界の職種や魅力
- 教員がIT企業に転職する方法
- 未経験からでも大丈夫かどうか
結論:教員から転職を考えているならIT業界はかなりオススメです。
IT企業への転職ってハードル高そうだけど大丈夫?
まさか、教員よりもブラックじゃないよね?
なんて声が聞こえてきそうですがご安心ください。
かつてはブラック労働と言われていたIT業界ですが、今はかなりホワイト化が進んでいます。
IT産業の発展に伴い人材も求められていますし、スキルをつければ高収入も夢じゃありません。
教材研究に費やしていた時間をそのままスキルアップに充てると考えると、ハイスピードで戦力になることも可能でしょう。
スキルが身に付き、転職しやすい
IT業界への転職を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
かんたんな自己紹介です↓
- 25歳で小学校教員から転職
- 1年目にほぼ学級崩壊を経験⇨なんとか生き延びました
- 2024年からブログ系フリーランスに
- 転職を機に岡山✈︎東京へ
- ブログで月に50万円ほど稼げるようになりました
- 転職活動を始めたのは3年目の10月
教員からの転職:IT業界の魅力
IT業界は令和の労働場所として、かなりオススメです。
僕が未経験からIT業界へ転職した理由は以下の4つです。
IT業界の魅力
- 業界として伸びている
- 求人が豊富で未経験からでも目指せる
- 年収が高めでキャリアアップも可能
- 在宅勤務ができてフリーランスを目指せる
それぞれ解説していきます。
業界として伸びている
IT業界の求人は増加傾向にあります。
2023年6月時点でのIT・通信業界の有効求人倍率は6.41倍。
これは、一人当たり約6件の求人があるということです。
(doda 転職求人倍率レポート(2023年6月))
コロナの影響もあり、ITやテクノロジー産業はどんどん発展し続けています。
これからも伸びていくことが予想されるため、「早めにIT業界へ足を踏み入れよう」という人も多いです!
求人が豊富で未経験からでも目指せる
発展を続けるIT業界は慢性的な人手不足のため、未経験からの転職者も多いです。
世の中のほとんどのものがシステム化されてきており、そのシステムを動かすエンジニアやプログラマーは特に人手不足です。
そのため、企業も未経験の人材へ研修の場を用意して、学ぶ環境を整えていることが多いです。
未経験からなので即戦力!とはいきませんがスキルを積めば活躍できますよ。
年収が高めでキャリアアップも可能
IT業界の年収は比較的高めです。
dodaの平均年収ランキングによると、IT・通信業界は上から4番目です!
教員と比べてものすごく高いわけではありませんが、民間企業の中では高水準の給与を貰うことができます。
転職したての頃は、教員の年収を越えるのは難しいかもしれません。
しかし、一度スキルが上がればステップアップ転職や、役職が付いて給与upもしやすいです。
また、IT・Web業界のスキルや知見を活かして副業に取り組むことで
給与所得以外で「月5万円稼ぐ」ことも割と現実的です。
在宅勤務ができてフリーランスを目指せる
IT業界は在宅勤務ができる仕事が多いです。
大手の企業でも出社ゼロ・週一だけ出社という体制を取っているところもあります。
- 満員電車で人混みにウンザリしながらの通勤
- 車の渋滞でイライラ
ということからも解放されます。
スキルを付けて独立することができれば、フリーランスとして好きな時に好きなだけ働くというスタイルも夢ではありません。
将来子供ができた時にも、出社せずに家で働けるのは大きなアドバンテージになりそうですね。
教員からの転職:IT業界にはどんな職種がある?
「一日中パソコンと向き合ってカタカタ...」
「きれいなオフィスで働いていそう...」
というイメージのIT業界。
IT業界にはどのような職種があるのでしょう?
<IT業界の主な職種>
- システムエンジニア
- プログラマー
- サーバーエンジニア
- Webマーケター
- Webデザイナー
システムエンジニア(SE)
システムエンジニアは、どんなシステムを作るのかを考える職種です。
システム開発の始めの方を担当します。
(川の流れだと上流部分)
お客様がどのようなシステムを求めているのヒアリングするところから始まり、どのように作るかを考え、設計書を書いてプログラマーへ指示を出すところまでが1セット。
仕事の全体像を俯瞰する能力が求められる職種です。
プログラマー
プログラマーは、SEから指示された設計書をもとに、実際にプログラムを組む職種です。
川の流れで例えると、下流部分の担当になります。
バグやエラーを出さずに、正確なものを期限内に作り上げる必要があるので正確性と集中力を求められる仕事です。
PCをカタカタする姿はみなさんがイメージする「エンジニア」に一番近い職種かもしれません。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、サーバーの設計・構築・運用・保守を行う職種です。
問題が起きた時の復旧や、円滑に使用するための整備作業など、世の中の人がネットワークを使うために、なくてはならない存在です。
「顧客先に常駐」という形で働くことが多い職種です。
Webマーケター
Webマーケターは、商品やサービスの売上を伸ばすために、Web上で様々な施策を行う職種です。
近年だと、SNS(InstagramやTwitter)を使って認知を広めているのも、このWebマーケターの技があってこそです。
サイトの運営やメールマガジンの発行まで、業務の幅が広いです。数字やデータと向き合うのが好きという人におすすめの職種です。
僕も凄腕Webマーケターになるために日々頑張っています...!!
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを担当する職種です。
デザインのセンスはもちろん必要ですが、クライアントの要望を聞き出すためのコミュニケーション能力が必須になります。
Adobeの「Photoshop」や「Illustrator」などデザインソフトを扱うことも多く、パソコンを使ってデザインの仕事をやりたいという人にはおすすめです。
教員がIT企業に転職する方法・注意点
教員からIT業界への転職を考える方は、転職前に下記3つのことを意識しておきましょう。
IT企業に転職する方法・注意点
- 転職前にスキルを身につけておく
- 独学化スクール化を選ぶ
- 目指すなら上流工程がおすすめ
独学でもなく、スクールでもなくエージェントの力を借りたい場合はこちら
元教員が実際に使った転職サイト・転職エージェントおすすめ12選
転職前にスキルや実績を身につけておく
転職時に必須ではありませんが、スキルを身につけておくと転職活動が有利になります。
具体的には
・プログラミング言語を一つでもマスターする
・自分のブログ、サイトを作ってみる
・SNSでフォロワーを伸ばす
といったあたりが取り組みやすい内容になるでしょう。
僕自身、Webマーケの企業へ転職することができましたが、何か一つでも実績としてアピールできるものがあればもっと条件の良い企業へ入れたかもしれません。
独学かスクール、どちらを選ぶ?
- 独学で知識をつける
- スクールに入ってカリキュラムに沿って学習をする
このどちらかの方法で転職をする人が多いです。
独学だと、本を読む、Youtubeで動画学習、実際にプログラミングをする、ブログを書いてみるなど、の勉強法になります。
ただ、モチベーションの維持や、学習の見通しを立てることが難しく挫折してしまうことも。
スクールの場合は、カリキュラムに沿って進行していくので、少しずつ成長を実感することができるのが強み。
スクールは転職支援も行っているので、「スキルを付ける⇨転職」という一連の流れもスムーズです!
中には、高額なスクールもあるので、財布とよく相談してから決断をしましょう。
教員の仕事で忙しく、勉強する時間が取れない人もいるでしょう。
独学で少ししか勉強していない&スクールに通っていない僕も転職自体はできたので、
勉強しないと転職できない!というわけではありません。
以下では、
✅無料で学べる
✅無料体験やカウンセリングが受けられる
スクールを2つ紹介します。
おすすめのスクール①テックアカデミー
1つ目は、テックアカデミーです。
<テックアカデミーの特徴>
- 無料体験、キャリアカウンセリングが受けられる
- Web制作・プログラミング・アプリ開発・マーケティングなど幅広い講義がある
- 受講生の9割は初心者で、挫折せずに学べる
おすすめのスクール②マケキャン
2つ目は、マケキャンです。
<マケキャンの特徴>
- 無料のカウンセリングを受けられる
- グループワークや実際のWEBマーケ会社とのワークなど、実践的な環境が◎
- 面接対策、書類添削、カウンセリングなど、転職するための手厚いサポート体制
マケキャンを使って転職した、元教員わっかさんの体験談はこちらから↓
【マケキャン体験談】小学校教員からマーケターに転職したわっかさんに聞きました!
目指すなら上流工程がオススメ
IT業界へ転職を考えるなら、いずれは上流工程を目指しましょう。
制作や現場作業に追われる下請け(下流工程)の場合、働いても働いても仕事に追われて疲弊してしまう可能性があります。
上流工程の場合は、高いスキルと技能が求められますが、その分給与も高い傾向です。勤務にも比較的ゆとりがあるため、いずれは上流工程で働けるようにイメージを膨らませてから転職するのが良いでしょう。
初めは、ほとんどの人が下流工程からキャリアをスタートします。
まとめ:教師からのIT転職はおすすめ!未経験からでも大丈夫
この記事では、教師からのIT転職についてまとめました。
IT業界の魅力
- 業界として伸びている
- 求人が豊富で未経験からでも目指せる
- 年収が高めでキャリアアップも可能
- 在宅勤務ができてフリーランスを目指せる
IT企業に転職する方法・注意点
- 転職前にスキルを身につけておく
- 独学化スクール化を選ぶ
- 目指すなら上流工程がおすすめ
僕自身、IT・Web業界へ飛び込んできて「よかった!!」と心から思えています。
給与面では、まだ教員時代に及びませんが、毎日楽しく制作活動に取り組んでいます。
業界として成長を続けており、求人も多数あるため未経験からでも入社が可能です。
スキルをつければ収入アップやフリーランスとして自由度高く働くことも夢ではありません。
教師から転職するなら間違いなくオススメできる業界なので、ぜひ検討してみてください。
「転職自体の相談にのってほしい」
「IT業界についてもっと詳しく教えてほしい」
という方は、転職エージェントに相談すると見通しがもてて、転職活動がスムーズになるでしょう。
未経験からの転職は不安も多いとは思いますが、素敵な業界なのでぜひ挑戦してみてくださいね。