教員から転職したらちょっとだけ後悔した話

この記事を読んでくれたあなたは

  • 教員から転職を考えているけど後悔しないかな
  • 実際に教員を辞めた人は何の仕事してるの?
  • 給料とか休みとかってどうなんだろう

といった疑問を抱えられているのではないでしょうか。

僕自身も、辞める前は

辞めても後悔したら嫌だな

民間企業と教員どっちがいい仕事なんだろ?

と考えていました。

そこでこの記事では、小学校教員から転職して後悔したな...と思うことを3つご紹介します。

この記事を読むと分かること

  • 実際に転職してわかった給料や休みの事情
  • 転職に後悔してもいくらでも道はある
  • 後悔しないためには準備が大切

かんたんな自己紹介です↓

  • 25歳で小学校教員から転職
  • 1年目にほぼ学級崩壊を経験⇨なんとか生き延びました
  • 2024年からブログ系フリーランスに
  • 転職を機に岡山✈︎東京へ
  • ブログで月に50万円ほど稼げるようになりました
  • 転職活動を始めたのは3年目の10月

※教員から転職したばかりの2022年に書いた記事です。随時更新していて、昔と今では変わったところと良くなったこともたくさんあります。

小学校教員から転職して後悔したこと3選

年収が大幅に下がった

教員から転職すると、年収が下がりやすいです。。

若手だろうが、ベテランだろうがおそらくほとんどの方が下がります。

ただ、一時的に下がるけれど今後上がる可能性や、収入の上限のない仕事に就くことも可能なので教員時代に比べ2倍3倍の給料を得ることも不可能ではありません!!


僕の例を挙げると

教員時代
・月の手取り19万円(家賃手当込み)×12ヶ月=228万円
・ボーナス(夏、冬)40万円×2回=80万円
・合計228万円+80万円=308万円

これがいわゆる手取りでした。
源泉徴収票によると3年目の年収は430万円でした。(色々引かれる前の額)

転職後
・月の手取り21万円(家賃手当なし)×12ヶ月=252万円
・ボーナス=なし
・合計252万円

手取りの額ですね。
まだ働き始めたばかりなので、今後ここにインセンティブ(歩合)が乗っかってきたり 副業が軌道に乗れば増えていくかなぁといった感じです!
→2024年6月現在は、ブログ副業が伸びてきたので、昼の仕事と副業合わせて30万〜40万円くらい手取りでもらえるようになりました。


この数字を見ると手取りの額で56万円教員時代の方が手取りが多い計算になります。

56万円というと

・10万円の旅行に5回は行けます
・県を跨ぐ引越しの初期費用くらい
・結婚式のご祝儀代18回払えます



ただ、教員はあの業務量・勤務環境で若いうちは住宅手当を入れても手取りが20万にいかないのは辛いですね。(自治体によって変わると思いますが)

年間の休日数が減った

教師から民間へ転職すると休みは減ります。(大体の人が)

教員時代
・毎週土日確実休み
・夏休み期間⇨15〜20連休くらいは取れる
・GWカレンダー通りフル休み
・年末年始も冬休みで2週間弱ほど休み

しかし、休み期間もやるべきことはある (教材研究など)

転職後
・シフト休み(月に8〜9日)
・祝日もお盆も年末年始もお仕事あり
・夏休み??そんなのナイッッ!!!

しかし、休み中に仕事のことは考えなくても良い(副業とかはしていますが)
→2024年6月現在は働き方を少し変えたので、月の休みが12日ほどあり、かなり自由度高く働き・生活もできています。


といった感じです!


教員はやはり何よりも夏休みが魅力的ですね。

お金持ちの社長とかフリーランスで自由に働いている人を除いた、いわゆる"雇われの身"の中では教員が1番長い休みを取れる職業だと思います。

僕の転職した企業はシフト制で夏休みやGWも関係なく働いていますが、地元の友人たちはお盆に10連休とかあるような企業に転職したようなので、転職先によっては教員と同じくらい休めるところもあるでしょう!

やりがいが消えた?

はい、やりがいです。

教員はやりがいだけなら世の職業でTOP10に入ると思います。

やりがいだけなら。

ただ、僕が転職した企業はバリバリに数字を追いながら仕事をする環境なので日々、新しい作戦を立てたり、個人の成果が数字に現れたりしながらお金が動く体験をしています。


そういった意味では、教員時代とは違ったやりがいや達成感などは十分あります。

教員は子供と触れ合う中で、良くも悪くも感情をクソほど揺さぶられますよね?

それが、今の仕事は常に心が落ち着いているので「やりがい足りない...?」と脳みそがバグることがたまーにあります。笑

教員から転職した人の口コミ【後悔してる人はいる?】

ここからは、教員から転職した人の口コミを紹介します。

一部の方の口コミですが、教員から転職したことに対して後悔されてる方は少ない印象ですね。

教員から転職してよかったことも多い

教員から転職をして後悔したことよりも、よかったことの方が圧倒的に多いです。

  • 残業がなくて疲れが残りにくい
  • お昼ごはんをゆっくり食べられる
  • 土日に教材研究に追われることがない
  • 学級崩壊の恐怖がない
  • 副業でゼロから稼ぐ経験ができる

ざっと挙げても、これくらいはメリットがあります。

教員以外で挑戦したいことがある人は、1度辞めてもまったく問題ないです!

【教員から転職】後悔しても...

もう1度教員に戻る

このご時世、教員に戻るのは楽勝です。

もう一度採用試験を受けて正規教員!というのは面倒かもしれませんが、常勤講師や非常勤講師などであれば全国どの自治体でもウェルカム状態だと思われます。

なので、地元に戻って教員をしたり、憧れの地方へ出てみたり恋人が住んでいる土地へ引っ越してみたり...

さまざまなパターンで教員に戻ることが可能です!

僕も今は転職したばかりなので考えていませんが、今後教育界が赤ちゃんの心くらいクリーンになれば戻るかもしれません...!!

違う会社に再び転職する

教員から民間企業へ転職後、さらに転職をするということです。

教員をされている方の中には安定思考の方もいるかもしれませんが、現代では1つの会社でしか働けない人材の方がよっぽどリスクを抱えています。

自分のスキルがあればどこでも食っていける状態を作るのが理想ですね。

理想は、教員⇨民間(スキルup)⇨民間(付けたスキルで更に良い待遇へ)という流れになるでしょうか。

もし、教員から転職した1社目がどうしても合わなければ、数ヶ月だけ頑張って転職というのも全然アリだと思います!

めちゃくちゃ頑張って独立を目指す

めちゃくちゃ頑張って独立を目指すのもおすすめです。

僕は会社や学校に縛られるのが嫌なので、独立を本気で目指しています。

昭和や平成は「独立=大きな会社を立ち上げる」というイメージでしたが、今時はPC1台でスモール起業ができます。

SNSやブログを伸ばして独立している人もかなりいるので、頑張れば誰でも月30万円は狙えるでしょう。(ちなみに僕はまだまだです)

教員が転職で後悔しないために

転職に関する本を読む

本を読むと、転職後の後悔が減りますよ。

先人が書いた本からは以下のようなことが学べます。

  • 転職する際に意識すること
  • キャリアアップのイメージ
  • 業界を変える大変さ

これらを頭に叩き込んだ上で転職活動をすると、変な会社や業界に入らなくて済みますよ。

自己分析に時間をかけて転職の軸を決める

自己分析に時間をかけて転職の軸を決めると、転職後の後悔は減ります。

失敗する人は「とにかくどの会社でもいいから転職してやる!」と慌てて転職活動をします。

逆に、じっくり落ち着いて自分を見つめられる人は、いい会社に入ってホワイト労働と安定した給料がもらえます。

ただ、自己分析を自分1人でするのは意外と難しいですし、効率も良くないです。

転職エージェントとの面談が1番効果的ですが、サクッとしたい人はアプリを使うのがおすすめ。

結果の信頼性は80%くらいですが、簡単にできるのでやっておいて損はないですよ!

エージェントと面談して着々と転職活動をすすめる

転職しようかなという気持ちが少しでもある人は、早めにエージェントと面談をしましょう。

だいたいのエージェントは登録したら、初回面談を電話かオンラインで行い「転職したい理由・興味のある業界・今後のキャリアプラン」などをざっくり話し合います。

転職するならエージェントの利用は必須なので、早めに面談予約を入れておきましょう。(時期によっては予約が取れず待たされるので)

おすすめは「doda」と「Re就活」です!詳しく知りたい人は下記の記事を読んでください。

>>教員の転職|僕はdodaから転職を決めました。メリット・デメリットや口コミも解説!

>>Re就活の評判やばい?教員から民間の転職に使ってみた体験談

結論:小学校教員から転職したことに後悔はなし

教員から転職したことに後悔なし

教員を転職して後悔したこと

  • 給料が減った(年間の手取りで、マイナス50万円ほど)
  • 休みが減った(夏休みなどの長期休みがない)
  • やりがいは下がった(気がする)

教員から民間企業へ転職して後悔したことを紹介しましたが、転職自体に後悔はしていません。

この時代なので、
・会社に捉われず自分で稼ぐ力を身につけたい
・いずれはリモートワークしたい
・働く時間や場所を自分で選びたい

といった思いがあるので今はそこに向けて頑張り中です。

給料が下がったり、長い夏休みがなくて寂しい気持ちもありますが1年後・2年後には教員時代より高い年収を目指し、休みたい時には1週間くらい休みにできるようなスタイルで働けていればいいなぁと脳内で思い描いています。

カテゴリー

  • この記事を書いた人

かつて若手教員だった俺

かつて若手教員だった僕です。 3年間の小学校教員生活を終えて、現在はフリーランスブロガー的な生き方してます。 社会人6年目の27歳 転職を機に岡山⇨東京へ。 本ブログでは教員の転職や副業、学校で役立つことについて綴ります。